予算委員長として橋下徹・大阪市長と懇談

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(上段:橋下大阪市長と懇談   下段:伊丹空港視察)

   私は、参議院予算委員会の委員長として2月16日(木)と17日(金)の両日、委員会所属の15名の委員と派遣団を結成し兵庫県、大阪府の視察を行いました。
   参議院予算委員会では、例年、この時期を利用して、地方の経済・財政の状況を把握し、予算審議に役立たせることを目的として、委員派遣を実施しており、兵庫県への訪問は5年ぶり、大阪府への訪問は8年ぶりで、今回は、東日本大震災からの復興を加速化させるにあたって、阪神・淡路震災からの復興を経験した地域から教訓を得ることが有益である点や、私が委員長を務めるていることもあり、総合的に判断した結果、兵庫県及び大阪府を訪問することとしたしだいです。
   初日は、パナソニック(株)エナジー社加西グリーンネナジーパーク、(独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターを視察いたしました。
 パナソニック(株)エナジー社加西グリーンネナジーパークは、環境経営に関し意欲的な取組を行っておられ、とりわけ、こちらの加西グリーンエナジーパークは、パナソニックグループが目指す「環境革新企業ナンバーワン」を実現する象徴的な拠点とのことであり、我々も大変興味深く見学させていただきました。
   三木市に所在する(独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターは、「災害から人命を守り、災害の教訓を活かして発展を続ける、災害に強い社会の実現を目指すこと」と承知しております。我々としても、そうした研究の成果が、我が国の防災を担う新たな技術の確立につながると大きな期待をしております。
   二日目は神戸レインボーハウス(旧・震災遺児センター)、阪神・淡路大震災記念館人と防災未来センター、伊丹空港を視察いたし、昼食時の大阪市の橋下徹・市長を始め、幹部の皆様と懇談をいたしました
神戸レインボーハウスは、あしなが財団が主宰する施設など病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちに対し、経済的、精神的な支援を行ってきた長い歴史を持っている。とりわけ、阪神・淡路大震災後に設立された神戸レインボーハウスは、震災遺児たちの心のひだをそっとすくうように子どもたちに寄り添い、悲しみを受け止める癒しの施設として活動を続けてきた。また、昨年の東日本大震災で親を失った震災遺児のために、東北地方にも同様の施設の建設を計画されていると伺っており、そうした取組が、子どもたちを元気づける大きな力になると我々も確信いたしました。
   阪神・淡路大震災記念館人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験を語り継ぎ、その教訓を未来に生かすことを通じて、地域防災力の向上、防災政策の開発支援を図り、安全・安心な社会の実現に貢献することを目的としており、実際に大型スクリーンの映像と音響効果により17年前に起きた阪神・淡路大震災を体現させた、地震を知らない世代の子供たちにも体感が伝わるシステムには、当時、震災を実際に経験し、自宅のベットから放り出された私からすれば悪夢が蘇るほどの迫力でありました。そこで、阪神・淡路大震災の経験及びその後の復興過程で得られた知見を広くお伺いし、東日本大震災からの復旧・復興に役立ててまいりたいという思いを強くいたしました。
 また、橋下徹・大阪市長との懇談では「大阪の考える大都市制度」及び足下における地域の経済・財政状況等を全般的にお伺いいたしました。橋下市長の大阪都構想については、私は以前より副首都構想の議論で旧知の仲でもあり、予算委員長としてではなく危機管理都市推進議員連盟会長としての立場で、危機管理センター(仮称)の関西圏での設置について提案いたしました。東日本大震災を教訓とし、引き続き副首都建設構想を推進するとともに、切迫する首都直下地震等の非常事態に対処するため、東京圏以外にバックアップ態勢として危機管理センター(仮称)は是非、早急に設置すること必要だと。
 最後の視察地である伊丹空港は、伊丹空港を含む関西3空港の在り方については、中長期的な関西経済圏全体の発展の姿を踏まえ、将来のビジョンを示さなければなりません。当面は利便性の良い都市内空港として存続すべきですが、いずれ近い日に3空港を2空港に統合してハブ空港化しなければ関西が、激しい航空競争に生き残ることはできないと、空港を見て更に思いを決めました。いずれにしましても二日間を通じて有意義な視察となったと確信しております。