第3回選挙セミナーで講演

DSCN0932_convert_20110719112402.jpg
   7月14日、国会内で衆・参両院の当選1回生議員を対象に「第3回選挙セミナー」を開催いたし、私が選挙対策委員長として、来るべき総選挙に向け日々の地域での地道な活動の必要性を講演いたしました。
 民主党新人議員は、政権交代の追い風で当選した議員が多く一期生だけで143名にのぼります。そしてその内訳は小選挙区当選者72名、選挙区で敗れたが比例惜敗率で救われた者35名。それに加えて選挙をせずにリストだけ当選した議員が36名にのぼります。
 現在は前回に比して政権状況は悪く、次回は逆風の選挙となります。143名の新人が何人生き残れるのか、はなはだ寒いものがあります。そこで私は、日常の政治活動を如何に展開するか、別の言葉で言えば空中戦でなく地上戦をどう戦うかについて1時間に及ぶ講演をいたしました。振り返れば私は、30才の時から50年近く選挙を戦ってきました。衆議院選挙14回(うち中選挙区で10回、小選挙区で4回)、参議院の全国比例が1回と都合15回で12勝3敗の成績が残っています。選挙は私の人生そのものだったのです。その意味で私は自他とも認める選挙のプロだと自負しています。
 総選挙は遅い方が良いのです。今解散すれば民主党は壊滅的な打撃を受け、まさに解党の危機に直面するでしょう。私はそれを何としても避けたいと考えます。近年の特に二回の総選挙の傾向を見れば、2005年の郵政選挙、2009年政権交代選挙は全く異質なもので、いわゆる風に左右され、逆風と順風の一方の政党が大勝するムード選挙が続いております。これも小選挙区制度の中での弊害と言えなくはないのですが、やはり1期生議員が地域に根を張り、強い意志と忍耐力を持って準備と活動に取り組まなければなりません。一部に報道では、菅直人首相が脱原発を争点に衆院選に踏み切るとの臆測があるようですが、私自身は2年後に衆・参ダブル選挙が望ましいと考えており、地域に深く入り、有力者や企業・団体を積極的に回るよう具体的なお話をさせていただきました。
 政権交代の成果は、1年や2年では評価できません。民主党は旧来の自民党政権よりはるかに良い政権です。それが十分国民に理解されておりません。しかし、それがいずれは理解される日が来ると私は確信しています。選挙は生き物です。“龍となれ、雲自ら出ず”です。自分自身が火の玉となれば、その姿を見て人は動くものです。そして票がその結果、自らわいてきます。それが当選につながります。如何に地域にキーマンを何人作れるかが勝負で、政治は人生の感激のドラマです。“選挙は極楽と地獄を彷徨う旅である”と申しました。私の貴重な経験からの信条です。
 最近の民主党に対する日々のマスコミ報道を見ますと、相変わらず、政局を念頭に置いた偏った報道が目立ち、政権批判が目立ちます。政権政党としてそれに耐えなければならないのですが、民主党が分裂含みであるとか、党内の菅首相下ろしとかが、連日紙面にあふれ、過大に報道されていることは誠に残念でなりませんが、民主党の地道な政治姿勢を正当に評価して頂ける何れ時が来るまで、従来の空中戦から決別して、地域に根ざした活動、いわゆる地上戦を地道に行い、いずれ行われる総選挙で新人議員の目減りを如何に食い止めるか、このことに党をあげて邁進してまいります。

DSCN0937_convert_20110719112443.jpg